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やっぱり梅雨だもんなあと諦めて日暮沢に戻るつもりで歩き出すと、南寒江山の下りで今回初めて男女ペアと出会う。彼らは竜門小屋泊まりで昨日は小朝日〜大朝日でヒメサユリが満開だったという。 今回ヒメサユリの花も見たかったので、そちらに回る手もあるなと歩いていると少しづつ周りが見えるようになり、西朝日岳のあたりでは相模山の稜線やときおり以東岳も見えて来た。 ←西朝日岳の登りから相模山の稜線 西朝日岳は双耳峰で西峰は縦走路から200mくらい離れている。行こうと思っていたが、途中に急な雪渓があり即断念。軽アイゼンは持って来たが、無用の長物視していたので、ザックの底である。ピッケルは車に積んだままだ。西朝日の下りで今度は男性2人組に出会った。 |
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西朝日岳(東峰)から見た西峰 | シャジンの仲間 | |
大朝日の小屋まで来るとさすがにメインルートで、6、7人のパーティと20人くらいのパーティなど人の往来が多い。なんでも土曜日は小屋に60人!日曜日
は20人くらい泊まったそうだ。朝日連峰というと多くの人が大朝日を目指すが、日暮沢から竜門へのルートが稜線への最短ルートで、かつ静かで花に溢れた旅
をすることが出来お薦めである。竜門小屋も狐穴小屋も空いておりまた極めて清潔に管理されている。 大朝日から小朝日への道は、情報どおりヒメサユリルートだった。この頃になるとかなり天候が回復し時折陽も射してきた。(暑い) 雷の音がゴロゴロ聞こえていたが雨は降らず、古寺山からは主脈が美しく眺められた。 |
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小朝日への途中で、左手中岳とユウフン山の尾根 |
古寺山付近から見た主稜線 左手から大朝日岳、中岳、西朝日岳 |
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←断念した障子ヶ岳が尖っていた。今度遠征できる日は
来るのだろうか。 障子ヶ岳は長い尾根と思って断念したが、結局同じくらい歩いてしまった。それにしてもこの山行は本当にラッキーだった。山の中では雨に降られず、日暮沢 に降り立ったとたんに雨。翌日は当初車を回収するのに9km歩く予定だったが、ルート変更で回収不要、しかも朝から雨。当初目的の障子ヶ岳は行けなかった が、判断は結果オーライだった。 |
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帰るだけの1日。天候大雨降ったり止んだり、強風。 月山志津温泉で朝風呂しようと思ったがお掃除中で断られ、 月山道路から鶴岡へ出て、さくらんぼ、トマト、米(はえぬき)を買う。 国道345号線の笹川流れを通り、新潟県の村上市へ。 村 上市は前から訪れて見たかったところで、7月6〜7日が村上大祭でおしゃぎりという山車が練り歩くようだが、残念ながら1日違いであとの祭りだった。村上 と言えば銘酒「〆張鶴」があるが、「大洋盛」も捨て難い。2本買った。あと鮭が名物のため、はらこ(いくら)や酒びたしや塩引きを買って土産とした。 このあと瀬波温泉「大観荘」でひと風呂。 佐渡島を望む大規模な風呂だった。 |
♪あなたを追って出雲崎(じゃなくて笹川流れ)、悲しみの日本海 |
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村上市 田村酒店(新潟の地酒がところ狭しと並んでいる。) |
おしゃぎりはお片付け。 |
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