【北海道・後志】チセヌプリ 1134m
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神仙沼のエゾカンゾウ  


【 日 付 】 2016年7月13日(水)
【 地 域 】 北海道・後志

【メンバー】六右衛門 単独
【 天 候 】 早朝霧〜晴れ
【ルート】 ニセコビュープラザ 5:50 (車) → 6:20 神仙沼駐車場 6:40 〜 6:55 神仙沼 7:15 〜 7:30 長沼 〜 8:00 シャクナゲ岳分岐 〜 8:50 チセヌプリ
      9:15 〜 10:05 道道66号 〜 10:35 大谷地 〜 10:50 神仙沼駐車場 11:23 (車) → 11:38 ニセコ五色温泉


 昨日の日高から再び西へ向かい、またまた支笏湖を通って、道の駅「ニセコビュープラザ」に 22:45到着し、3連続車中泊だ。
道道66号線は暗くて真っ直ぐで気味が悪い。(ジョージ・マハリスのルート66は、カリフォルニアに行く明るい道なんだが・・・)
だいたい北海道の道は広すぎて真っ直ぐなので、狭い道が得意な大阪の人間にとっては走りにくい?(笑)(一般路なのに皆飛ばすので怖い?)

 明けて13日は霧だ。でもこれは雲海の下と見て出発する。
本当は後方羊蹄山のつもりだったが、昨日の北戸蔦別岳がだいぶ脚に来ているので、ニセコの沼巡りに変更した。
標高が上がるとやはり雲海が出ている。神仙沼駐車場は広いが、先客は観光客2台のみで、トイレは完備だが早朝のため施錠されていた。

 駐車場を出発すると整備された木道で、途中で2つに分かれ寄り道コースに行くと日本海を望む展望ポイントがある。
背の高さに立ち上がった這松のトンネルを抜けると神仙沼の湿地に到着して、沼に向かって木道が周回している。
ワタスゲやアヤメやエゾカンゾウが咲いていた。




      
神仙沼の湿原からシャクナゲ岳





      
神仙沼のネムロコウホネ(7月中旬が花期のはずだが??)





      
ワタスゲがひろがる。

 続いて長沼に向かうと木道はなくなり、急に道が細くなる。道はぬかるんでいるし、虫が凄い。
虫の大群の中を進む感じで、払いながら進むが当たる当たる。虫に気を取られていたら、木の枝で頭は打つし、
早足で何とか通り過ぎようと頑張る。




      
長沼からチセヌプリ。


 長沼は大きい池だが写真にならず、チセヌプリが写っているだけだ。
長沼というだけあって長く、その間、虫と格闘してようやくシャクナゲ岳分岐に来る。時間的にはシャクナゲ岳往復も
可能だが、暑いのでパスしてチセヌプリに向かうと、虫はようやく普通になった。力を込めて熊鈴を鳴らしながら登る。




      
この花はなんだろう?? ケシ??


 笹を切り開いた道が続き、次第に展望が出てきて広大な眺めがひろがる。シャクナゲ岳とのコルから250mの登りで
チセヌプリの頂上だ。




      
手前左がシャクナゲ岳、後ろが目国内岳。





      
チセヌプリ頂上からニセコアンヌプリ 後ろに後方羊蹄山の裾野がうっすら。




      
頂上から少し下るとイワオヌプリ(左)も。




      
チセヌプリの頂上の雰囲気。

 頂上からは東側に下るがこちらは展望の良い岩ごろごろの道である。
道道66号まで1時間足らずで下れるが、道路に着いたところに駐車場がある。こちらから登るほうが楽しいもしれない。
道路を横切ってゆくとニトヌプリに登れるが、暑いのでやめて道道を神仙沼駐車場に戻ることにした。
チセヌプリは「家の形をした山」の意味らしいが、こちらから見ると家の屋根の形に見えなくもない。




      
道道66号から大谷地の湿地(左)とチセヌプリ。

 神仙沼駐車場に戻ると観光客の車でいっぱいになっていた。登山者とは1人とすれ違ったのみである。

まだ昼前だがニセコ五色温泉に向かう。五色温泉旅館には2つの浴室が有り、ニセコアンヌプリを望む露天風呂が
お薦め。今日も車中泊だとエコノミー症候群になりそうなので、今日は札幌に泊まって「すすきの」で飲みまくりだ!

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