サント=ヴィクトワール山  1011m La Montagne Sainte-Victoire 
   
 2013年4月20日(土)         HOME > 山の旅 番外編  > サント=ヴィクトワール山

    昔の仲間との飲み会の後、東京(御徒町)に泊まって、翌朝ブリヂストン美術館へ行って来ました。
   銀座線の日本橋駅で下車して適当に出口を出ると「COREDO日本橋」というビルで、B1Fの上島珈琲店で朝食。
   美術館は10:00開館なのでのんびり過ごします。



丸型の蛍光灯をそのまま使った斬新なディスプレイ。
(COREDO日本橋)

ブランドは、イタリアのCarumina Campus
(カルミナ・カンプス)



徒歩約10分で八重洲の地下駐車場の横にあるブリヂストン美術館に到着。
今日は日本人が描くパリの展示を行なっていました。
この美術館の外観は普通のビルなので、この位置(横断歩道の上)で止まって撮影。(人をこの位置に入れるのに苦労)ここからだとオブジェとディスプレイが見えます。



ここへ来たのは6年ぶりです。
  
 下の絵が常設展示されている「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」(1904〜1906年頃)で私めの最も好きな絵の一つです。
 昔シャープの液晶TVのCMで吉永小百合さんが、セザンヌはふるさとの山サント=ヴィクトワール山の絵を生涯80枚描いたと語っていました。(本当は30枚?)



ポー ル・セザンヌは1839年に南仏マルセイユの北約30kmにあるエクス=アン=プロヴァンスで生まれています。そこから東へ約10kmの位置にサント= ヴィクトワール山があります。想像ですが、セザンヌが生まれた街からの方向から見るとこういう富士山型に見えるのではないでしょうか?

モンブランやグランド・ジョラスとは比較にならない低山ですが、印象派からキュービズムに移行してゆくセザンヌにとって、形がキューブだったのではないでしょうか? 特に晩年は好んで描いたモチーフでした。(60歳くらいの頃の作品)


南仏マルセイユの北北東約20km(左の地図のAの位置)が、サント=ヴィクトワール山です。
一度行ってみたいです。




   これを持っていけばよかったです。


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