地酒評論家
  地酒評論家というのは、単なる酒飲みのことである。

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 日本各地には個性的で楽しい日本酒が数多くあります。この中から気に入ったものをご紹介します。大分前に飲んだものもあるので、今は販売していないかもしれません。印象は個人の嗜好なので、違った感想を持たれる方はいらっしゃると思います。
特別な日に飲む酒は別として、普段使いは高い酒は飲めません。特定の銘柄がマスコミなどで紹介されると人気が出て、それらの酒がみんな首都圏に行ってしま い、かつ値段がとても高くなって手が届かなくなってしまいます。最近は焼酎も同様傾向にあるようですが。しかしそれらの酒と同等以上の品質でかつリーズナ ブルな価格の酒がいくつもあります。地酒評論家ですから灘や伏見の大手蔵の酒は基本的に興味対象外です。





鳥取県三朝町藤井酒造さんの 「三朝正宗」上撰。三朝温泉唯一の地酒で燗をつけるとなかなかいける。ラベルに温泉マークと山は蒜山? 2023.11
島根県出雲市板倉酒造さんの 「無窮天穏 天雲」。
改良雄町を60%に磨いた純米酒で、燗酒で奥深い滋味を発揮する。感動❗ 2023.11

岐阜県岐阜市日本泉酒造さんの 「日本泉」 純米大吟醸無濾過生原酒。岐阜駅前のビルの地下で醸造するユニークな酒蔵で、生酒だが燗でもいける。 2024.1
静岡県藤枝市志太泉酒造さんの「志太泉純米吟醸」。地元の焼津酒米研究会の山田錦を使った軽快な吟醸酒。同じ蔵の生酛造りの「ラヂオ正宗」も飲んでみたい。2024.3




滋賀県高島市マキノ町吉田酒造さんの「竹生島」金紋本醸造。奥琵琶湖海津漁港近くにある蔵で、琵琶湖の漁師は吟醸酒なんて飲んでいないと思い、本醸造をセレクト。なかなか良いと思います。2023.3
栃木県日光市渡邊佐平商店さんの「日光誉」純米吟醸。奥鬼怒日光澤温泉で飲んだのが美味くて大阪梅田阪急百貨店で即購入。これは雄町の生だが、火入の純米吟醸五百万石も素晴らしかった。2023.6
長野県佐久市土屋酒造店さんの「亀の海」特別純米。蔵元のショップは日曜日で休み、近くのスーパーで購入。オンラインストアではこのラベルは純米吟醸となっていて、ひとごこち100%精米59%も同じ??バランスの取れた美味さ。2023.7
京都伏見松本酒造さんの「澤屋まつもと守破離」五百万石純米。
微炭酸で酸味ジューシー。(液体にジューシーは変だけど)規矩作法守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな。2023.10




新潟県佐渡ヶ島、北雪酒造さんの「北雪」純米生原酒。2022クリスマス寒波の大雪で停電し、醸造途中の酒がだめになったとTVが伝えていた。応援?で冬季限定酒を購入。2022.12
愛媛伊予西条、首藤酒造さんの寿喜心(すきごころ)ニコマル純米酒。高温に強い食用米ニコマルの65%磨き純米酒。祝いの席や嬉しい時に飲んでほしいと書いてある。まろやか〜。
長野県北安曇郡池田町、大雪渓酒造さんの「大雪渓」限定純米酒。「ひとごごち」を使った春を思わせるフレッシュな生貯蔵酒。立春に発売。2023.2
長野県諏訪市麗人酒造さんの「麗人」純米酒。辛口で、良い意味で古風な酒。燗も良さそうだ。丸いラベルも昔の雰囲気で、絵柄は諏訪湖と冨士でしょうか。2023.3




長野県諏訪市「酒ぬのや本金酒造」さんの「本金」純米吟醸「諏訪」。水、米、酵母すべて諏訪産のふくよかで濃い感じのお酒。2022.8
京都伏見斎藤酒造さんの「英勲」純米しぼりたて生原酒。伏見の酒の中で一番の好み。一言うま〜い。
2022.12

長野県木曽福島町中善酒造店さんの「善吉」純米生原酒。「中乗さん」の酒名の蔵の酸味が感じられるフレッシュな酒でとても良い。ラベルの模様は、御嶽山のように見える。2022.12
イタリアはアブルッツォにあるファルネーゼさんの「Edizione」Cinque Autoctoni
5種類の土着葡萄を醸造したワインをブレンドした、渋みが少なく濃厚で果実感たっぷりな赤ワイン。凄い。(瓶が重い)





秋田県湯沢市木村酒造さんの「福小町」純米吟醸 一穂積  無加圧中垂れ。秋田県で生まれた酒米「一穂積」と吟醸酵母の組み合わせが、フルーティで芳醇な味わいを生み出した。美酒。2022.4
新潟県糸魚川市猪俣酒造さんの「サビ猫ロック」オルタナ純米吟醸 黒サビ
猫と音楽と日本酒を愛する人々のためのお酒とのこと。酸味の効いた切れ味の夏向きの酒。オルタナって何?

長野県信州新町尾澤酒造場さんの「19 Le chat botte - 長靴を履いた猫」2022。 いつも楽しい絵柄で、長靴の色は6色ありますが、もはやラベルではなくシールです。(白い帯は紙です。)フルーツ系の香りが清々しい美山錦50%削 り吟醸酒、火入。
長野県諏訪市(株)舞姫さんの「舞姫」純米吟醸扇ラベル。鷲ヶ峰の帰りにスーパーで普通に売っているのを買いました。信州の高原のいい感じです。
2022.8




福岡県大川市若波酒造さんの「若波」純米吟醸。芳醇という言葉がピッタリ。旨し。
広島県竹原市中尾醸造さんの「誠鏡」純米雄町八拾生詰原酒。
精米歩合80%というが、雑味など全く無く、雄町の力なのか、活き活きとしたパワフルさ。
米は磨けばいいというものではない。2022.2
福島県南会津町花泉酒造さんの「花泉」純米無濾過生原酒上げ桶直詰め。
まろやかにして華やか。これは美味い。
石川県輪島市白藤(はくとう)酒造さんの「奥能登の白菊」特別純米酒。この時期敢えて生酒を選択しなかったが、これは間違いない。ラベルも古風で美しい。2022.3





福井県三方郡美浜町 三宅彦右衛門酒造さんの「早瀬浦 特別純米 涼み酒」山田錦で醸した酒と五百万石で醸した酒をブレンドという凝ったお酒で、酸味と切れ味が夏仕様。
山形県鶴岡市大山地区、加藤嘉八郎酒造さんの「大山」特別純米。柔らかく味わい深い食中酒。ラベルに描かれている山は地元の鳥海山と思ったが、絵柄は富士山?
2019年の地震で被害を受けたそうだが、頑張ってほしい。
福島県西白河郡矢吹町、大木代吉本店さんの「楽器正宗」別撰中取り特別本醸造。君が代を作曲した奥好義が命名した酒名で、日本酒好きには知られた銘柄。果実を思わせるジューシーな旨口酒で、やや発泡感有り。 静岡県焼津市、磯自慢酒造さんの「磯自慢」吟醸酒 酒友山田錦。海苔の佃煮みたいな名前だが、兵庫県特A地区東条山田錦特等を磨いた辛口の本格派でバランスが良く美味い。(ちょっとお高いけど)ここまで米にこだわってアル添というのが面白い。2021.11




山口県萩市の澄川酒造場さんの「東洋美人」純米吟醸50
とにかく口当たりが良く、奥様を思って名付けられた酒名の通りの美酒。しかも1.8L¥2,500と安い。プーチンに飲ますには勿体無い? 2020/6
富山県滑川市千代鶴酒造さんの「千代鶴」純米吟醸。
富山県産の山田錦100%精米歩合50%の、芯の通った美酒。蔵元で購入。
2020/9
山形県鶴岡市大山地区、富士酒造さんの「栄光冨士」純米吟醸「朝顔ラベル」。
富士とは出羽富士:鳥海山のことかと思ったが、絵柄は本家の富士山のよう?地元の酒屋のご主人推薦の柔らかい印象の酒。いいですね〜。
熊本県熊本市、熊本県酒造研究所さんの「香露」純米酒しぼりたて新酒。辛口でありながら上品な香りの素晴らしい食中酒で、春らしいラベルのイメージにピッタリ。これ以上(65%)米を削る必要があるだろうか。吟醸酵母(香露)9号酵母発見の蔵。2021.3




秋田県大仙市の鈴木酒造店さんの「龍蟠」純米原酒 山田錦
この蔵は「秀よし」の酒名だが、龍がとぐろを巻いてまさに跳び上がろうとする様「龍蟠」を酒名とし後陽成天皇の御辰筆をラベルにあしらった気合の酒。感動!
石川県鳳珠郡能登町の鶴野酒造店さんの「谷泉」特別純米酒
兵庫の山田錦を50%まで削った手造り酒。

徳島県鳴門市の本家松浦酒造場さんの「鳴門鯛」純米吟醸。徳島産の山田錦を新酵母「夢LED酵母」?で醸した。何か光りそうなネーミングがセンス悪いが、純徳島産にこだわったうまい酒。ラベルも古風で良い。2020/1
コロナウィルス禍に伴うサービス、¥3,000以上のお買い上げで送料無料につられてつい通販してしまった北海道上川郡上川町の上川大雪酒造さんの「上川大雪」純米吟醸と特別純米。2017年に出来た新しい蔵で、以前飲んで美味しかったので今度北海道に行く時、買おうと考えていました。2020/5




秋田シリーズ第2弾。秋田県湯沢市木村酒造さんの「福小町」純米吟醸 美郷錦。
美郷錦は山田錦と美山錦の交配種で、秋田県の気候に適した米。香りは上品で、スムーズ。うまし。2019/6
秋田シリーズ第3弾。秋田県大仙市奥田酒造店さんの「千代緑」純米大吟醸SP
350年の歴史を持つ秋田県最小クラスの蔵で、蔵元自ら酒造りしているらしい。大吟醸と言っても4号瓶で¥1,500程度。柔らかみが有り、バランスが良く素晴らしい酒だと思う。地元民いわく、とうとう千代緑も秋田空港売店に進出してしまったか。

K先輩に教えていただいた長野県松本市の大信州酒造さんの「超辛口純米吟醸大信州」
最近人気が出てきたらしい。
超辛口と謳っているが、ただ辛い感じはなく、旨味とのバランスが素晴らしい。「別囲い純米吟醸ひやおろし」も美味。
名古屋市緑区の萬乗醸造さんの「醸し人九平次」純米大吟醸雄町 生酒とは書いていないが熟成が進むとあり微妙に炭酸を感じる。吟醸香は控えめで、雑味の全く無い完璧なバランスを感じる食中酒。同じく純米大吟醸山田錦もあるので、比べてみたい。2019/10




灘・御影郷の安福又四郎商店さんの兵庫産夢錦を使った「大黒正宗」純米吟醸。これぞ灘の男酒、吟醸香は感じないが、骨太の辛口酒。
六甲山の帰りに魚崎の「濱田屋」さんで。2019/1
新潟県加茂市の(株)マスカガミさんの普通酒「萬寿鏡 F60」Fは普通酒のFらしく、60は精米度。他にF40もある。冷温貯蔵後、1回火入れした普通酒の概念を超えるお酒。しかも安い。(720mL ¥1,150)
新潟県長岡市の池浦酒造さんの「和楽互尊」。蔵元で伝統の丸ラベルを残す吟醸酒を購入。吟醸香はほとんど感じない、辛口にしてさっぱりした酒で飲みやすい。
秋田シリーズ第1弾。秋田県湯沢市両関酒造さんの 「両関」純米酒。柔らかく、するする飲める。酒名は東西の大関を兼ね備えるチャンピオンを目指すの意かな。2019/5




長野県飯田市の喜久水酒造さんの特別純米酒「菊慈童」たかね錦を100%使ったまろやかな酒。酒が進む。「聖岳」の酒名にも惹かれたが・・
2017/11
新潟市西蒲区の(株)越後鶴亀さん(旧巻町の上原酒造さん)の「越後鶴亀」純米吟醸。(旧金紋鶴亀)五百万石を使った新潟らしい吟醸酒。爽やかですいすい飲める。ラベルも古風で良い。
長野県上高井郡小布施町の小布施ワイナリーさんの「ドメイヌ・ソガ ヴォルブチュー サンシミ2014」
もうボルドーは要らない。ヴォルブチュー(官能)的な香りと深い味。(無農薬、ノンフィルター)

秋田県横手市の阿櫻酒造さんの「阿櫻純米超旨辛口」
居酒屋で飲んだことはあったが、精米60%の純米酒を買ってみた。すいすい飲める。超旨辛口とあるが、どちらかと言えば旨口。




長野県千曲市の長野銘醸さんの「オバステ正宗」純米酒。歴史あるというか、壊れかけ(失礼ながら)の蔵元で美人の娘さん?から購入。すべて純米酒で安い。
新潟県新潟市の今代司酒造さんの「今代司」特別純米酒。五百万石を使った美酒。おすすめ!蔵元はちょっと観光地化したshopになっている。 2017/7
新潟県新潟市の石本酒造さんの「越乃寒梅」純米吟醸酒「灑」(さい)一世を風靡した寒梅も流行から取り残された。淡麗は変わらないが、あっさりし過ぎている感じがする。 山形県西置賜郡小国町の野澤酒造場さんの「羽前桜川」純米酒。関取のような名前の地元の酒米「出羽の里」を用いた小さな蔵元ならではの丁寧な造りが感じられる酒。旨し。




香川県仲多度郡多度津町の西野金陵さんの「金陵」吟醸 金毘羅さんのお神酒で、地元の酒米大瀬戸を使った柔らかくなめらかな酒。娘のお土産。 京都市左京区吉田の松井酒造さんの「京千歳」純米 
京都市内で伏見以外の酒蔵2つの内一つ 2017/1
フランスはキュミエール村のLouis Roederereさんのシャンパン「Brut Premier」 繊細な泡、フレッシュで芳醇な逸品でした。 ラベルにあるシリアルNo.から個別のボトル情報が取得できる。メーカーHP 奈良県御所市の油長酒造さんの「風の森 秋津穂純米しぼり華」この蔵の特徴である無濾過無加水生酒。醗酵に伴う炭酸ガスの発泡でちょっとジュース感覚の味と、発泡が収まってからのすっきりとした感じの2度楽しめる。




富山県黒部市の皇国晴酒造さんの吟醸「幻の瀧」あっさりして爽やか。2016/3
岩手県盛岡市の (株)あさ開さんの「あさ開」純米吟醸 控えめにして華やかな吟醸香 2016/10
新潟県糸魚川市の渡辺酒造店さんの「根知男山」純米酒
2016.12.22糸魚川市の大火で360年以上の蔵「加賀の井」さんが被災されました。お見舞い申し上げます。たまたま同じ糸魚川の根知谷のお酒を飲んでます。雨飾山の水で醸す。
(伊)のロッカ・ディ・モリさんの「サレント・ロッソ・スルサム」
しっかりとしたフルボディだが、とても飲みやすく果実の味が広がる。小さな家族経営のワイナリー。




長野県小布施町の小布施ワイナリーさんの『ソガ』9号酵母+美山錦の美しい酒『LeSake Erotique』(レ・サケ・エロティック)オトナの男女にしかわからない香りをこう名づけた。@心斎橋『郷ノ舎・大山』さんで。
2014年末はこれだ。フランスコート・ド・ブランの至高のシャンパン Champagne Barons De Rothschild Brut 金色に輝きスムーズにして柔らかい。 神戸市東灘区御影郷の(株)神戸酒心館さんのspecial version 「壱」純米吟醸。同社のHPに掲載されている販売店のみで販売。 新潟県佐渡市の逸見酒造さんの「真稜」純米 五百万石を使ったこの素晴らしい酒は、真の吟醸酒と言っていいと思う。しかも安い! 取り寄せ決定!



滋賀県長浜市木之本町冨田酒造さんの「七本槍」渡船 純米
復刻米「渡船」を77%に削って醸した。「渡りに船」という感じで・・
長野県駒ヶ根市の酒造株式会社長生社さんの「信濃鶴」特別純米酒
吟醸酒とは謳ってないが県産美山錦を55%まで削ってしかも¥2300 信じられない銘酒だ。

神戸市東灘区御影郷の(株)神戸酒心館さんの「福寿」超特選純米酒 ノーベル賞授賞式で供されたと話題になったが、この酒を選んだ人のセンスが良い。灘の酒であるが、丁寧な造りが感じられる。2013.7





京都府船井郡京丹波町の丹波ワイン(株)さんのピノ・ノワール ヴィンテージ2010 いいですね〜 
宮城県加美郡加美町の(株)中勇酒造店さんの「夢幻」特別純米酒2012.12
スコットランド・アイラ島のボウモア蒸溜所は波に洗われているそうだが、日本一海に近い蔵元:福島県浪江町の鈴木酒造店は、東日本大震災で津波に流され、原発事故で避難を余儀なくされ山形県長井市に再興した。 「磐城壽」純米酒 するする飲める。2013.2



長野県岡谷市(株)豊島屋さんの「神渡」ひやおろし旨口純米原酒。さわやかな信州の風。
兵庫県西宮市万代大澤醸造さんの「徳若」純米原酒熟成酒 とろりとした感じ。 2012.9
京都市伏見区東山酒造さんの「坤滴」純米ひやおろし 鳥取県の契約農家の有機栽培の山田錦だけを使用した素晴らしい逸品 2012.10




秋田市新政酒造さんの「やまユ青ラベル」美山錦と6号酵母を用いた純米吟醸生酒で、すっきりとしていて香りが素晴らしい! 2012.4
灘・神戸酒心館さんの純米「福寿」丹波婦木農場産の北錦を70%精米した。米の力が感じられる酒。Aさんに頂いた猪口で。2012.5
山形県飽海郡遊佐町の高橋酒造店さんの「東北泉」地元の酒米出羽燦々を使った美しい酒
石川県加賀市鹿野酒造さんの「常きげん」夏用の純米生で爽やか ラベルは紙でなくシール 2012.7 




長野県上高井郡小布施町の小布施酒造さんの「ソガペールエフィスJ1」純米吟醸無濾過原酒湯煎瓶火入。ワイナリーが造る県産美山錦と7号酵母を用いた純然たる日本酒。(でも瓶はワインで750ml)こんな酒が造れるなんて日本酒の奥は深い。 2011.11
新潟県南魚沼市青木酒造さんの「鶴齢」特別純米山田錦55%無濾過生原酒 コクがありながら全てにバランスが良い。巻機山からの伏流水で仕込む。 2011.12 
滋賀県長浜市木之本町冨田酒造さんの「七本槍」80%純米 滋賀県の玉栄を使って敢えて削らないで醸した。酸味があり、穀物の濃密な味がする。2012.2




山形県村山市の高木酒造さんの大吟醸「黒縄」。「十四代」の県内ブランドであるが、山田錦を35%!まで磨いた芳香の素晴らしい逸品。
定価¥10,000らしいが、プレミア価格。御馳走様でした。2011.6

広島県竹原市の中尾醸造さんの「誠鏡」の純米大吟醸「幻」。山仲間のT氏から頂戴した超高級酒で、生酒のような輝きがある。良い条件で保存すると熟成が進むそうだ。2011.7
京都市伏見区横大路の齊藤酒造さんの「英勲」特別純米無濾過生原酒・無圧しぼり  長県伊那市宮島酒店さんの「信濃錦」全品が純米酒でMyブームの常用酒。美山錦100%使用で、¥1,785(1.8L)  2011.11

 


福井県吉田郡永平寺町の「黒龍」吟醸・いっちょらい
何とも言えない輝きのある酒、これはいい。
長野県伊那市宮島酒店さんの「信濃錦」無濾過 芳醇 純米酒 全量契約農家の美山錦を使用した薄濁り酒で、信州の残雪の山を感じさせる。2010.3
山 口県岩国市八百新酒造さんの「雁木」純米吟醸無濾過 生原酒
何という気合の感じられる酒だろう。山田錦100%。2010.8
長野県佐久市千曲錦酒造さんの「帰山(きざん)」参番純米吟醸 日本酒度-16とあるが、甘くはない。淡麗な吟醸とは異なる力のこもった旨口で、日本酒らしい味。(無加水)山へ帰るの名に惹かれる。2010.5


自 宅近くのサントリーの山崎蒸溜所で販売しているウィスキーの中で、最も香りが良く気に入っているのが、「樽出原酒12年シェリー樽仕上げ」(これは地 酒。)アルコール度は54度。ストレートかロックか山崎蒸溜所に湧いている水で水割りに。以前は600mlの瓶があったのだが、最近はミニチュア瓶 180mlしかない。15年物はシェリー樽仕上げでないので別の酒である。

新潟県東蒲原郡阿賀町津川・麒麟山酒造さんの「麒麟山」 伝統辛口 略して「伝辛」飲みやすく飽きが来ない味、しかも安い。ラベルも美しい。2009.11
広島県呉市宝剣酒造さんの「寶劔」純米吟醸 八反錦を使った生酒 一言うまい! 2010.2




宮城県大崎市の寒梅酒造さんの
「宮寒梅・愛国 純米斗瓶取中汲」幻の米「愛国」を自家栽培して醸した辛口で骨太な純米酒。
塩尻市井筒ワインさんのNACケルナー[ズースレゼルヴ]ケルナー種100%の白ワインで、とてもバランスが良い。感心した。
新潟県村上市の大洋酒造さんの「村上限定醸造 紫雲大洋盛」安くてうまい。何故村上限定?

新潟県長岡市朝日酒造さんの「朝日山」(大吟醸萬寿盃)淡麗スムーズにしてふくよか。大吟醸の名に恥じぬ銘酒。欠点は飲み過ぎること。昔ながらの丸いラベルも渋い。ブラボー!2008.12

福 井県大野市の南部酒造場さんの「花垣・亀の尾純米」流行の吟醸酒とは違い、昔の味を目指し幻の米「亀の尾」を控えめに70%に削って醸した。色は黄色が強 く、香りも独特で初めは何これ?と思ったが、癖になってきた。南部酒造さんでは、今日(8/31)が亀の尾の稲刈りですとおっしゃってました。出所の分か らない米を買う蔵元は、事故米に当るが、米の生産者が見えている酒蔵はこんなにも個性的で楽しい酒を醸すことができる。

灘・魚崎の櫻正宗(株)さんの「櫻正宗 焼稀 生一本 山田錦」
濃い味でなかなか良い。普段飲む酒に力を入れたいという姿勢が、良くわかるし、好ましい。

櫻正宗は、正宗の元祖、宮水発見蔵




北海道根室市碓氷勝三郎商店さんの吟醸「北の勝」 毛ガニで一杯。
由利本庄市(秋田)(株)齋彌酒造店さんの「雪の茅舍(ぼうしゃ)」山廃純米吟醸 若々しく輝きのある酒。真の吟醸酒。素晴らしい!
宮城県栗原市金の井酒造さんの「綿屋」特別純米美山錦 生酒に近い感じの素晴らしい酒。 金沢市(株)福光屋さんの「加賀鳶」山廃純米 男性的な本格辛口酒。2007.12



宮城の大沼酒造店さんの「乾坤一」コレは辛口の銘酒だ!
「呉春」の特吟:旧特級酒。枯れた味わい。幻の酒米赤磐雄町使用。灘で酒造りが盛んになる前、隆盛を誇った池田の伝統を継ぐ蔵。
岐阜県中津川市はざま酒造さんの「恵那山」純米吟醸 恵那山40年ぶり登頂記念! 福井県大野市南部酒造さんの「花垣」鮮烈な味わい。


新潟県新井市の「君の井」
新潟における小生の好みはこれ
新潟県村上市宮尾酒造さんの「〆張鶴」良い酒であるが、人気が出て高嶺の花になってしまった。三面川のシャケとともに。
愛知県設楽町関谷醸造さんの「蓬萊泉」の大吟醸酒「空:くう」吟醸香が素晴らしい。(そら)や(あき)じゃないですよ。
同じく「蓬萊泉」の特級酒(空の面影を色濃く残す。)




新潟県南魚沼郡塩沢町の「高千代」
新潟県上越市田中酒造さんの
「能鷹」 能ある鷹は・・・
新潟県加茂市(株)マスカガミさんの「萬寿鏡」
新潟市内の「今代司」の秘蔵酒8年以上 水のように淡く雑味がない。ほかに「超辛口」も。



新潟県長岡市の吉野川(株)さんの「極上吉乃川」

新潟県上越市武蔵野酒造さんの「スキー正宗」ここは日本のスキー発祥の地。(レルヒ少佐の1本杖テレマークターンは有名だ。)
宮城県石巻市の「春陽墨迴江」これはいい。
長野県岡谷市の「高天」特級酒 DeLuxeの文字あり。甘口酒だが味が深い。




京都市三条商店街の中にある安田酒造場さんの「保壽泉」。廃業されたのか、蔵の場所にマンションが建っていた。
新潟県北魚沼郡小出町(現魚沼市)緑川酒造さんのの「緑川」緑
石川県白山市鶴来町小堀酒造店さんの「萬歳楽」吟醸酒 「白山 石川県松任市車多酒造さんの「天狗舞」 漫画「美味しんぼ」にも登場していた。
 
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