【台高】宮ノ谷〜P1210〜飯場跡〜風折滝  
    2011年5月8日(日)     HOME > 山の旅  > 風折滝


    山崎5:00〜城陽IC〜木津IC・24・166〜7:20蓮ダム7:30(グーさん車)7:45宮ノ谷駐車場7:50〜9:30多段の滝〜
    12:10天井桟敷12:45〜14:00P1210〜14:50飯場跡15:00〜17:00風折滝17:15〜18:15風折滝分岐〜18:55宮ノ谷駐車場
    19:05(グーさん車)19:15蓮ダム19:30(逆コース)22:10山崎


    今回のコースはおおよそ こちら
    メンバー:グーさん、ナズナさん

 昨年の3月にグーさんと鈴鹿の孫太尾根で偶然お会いした際に5月にシャッポ尾根(台高)のアケボノツツジを
見に行きましょうよという話になったが、私の体調不良で1年先!の5/8に延期しました。
早いもので1年が過ぎ、いよいよ計画実施というときに今年は花が遅れているからと、場所変更のメールが。
場所も標高もさほど変わらないのに??と思いましたが、まアいいかっと。

 蓮ダムに集合し、グーさん車に乗り換えて宮ノ谷の駐車場を目指す。(先客4台)
宮ノ谷を遡り約20分で右岸の谷(風折谷の手前)に入る。
道は無くいきなりから急傾斜で身体は起きていないし、滝の高巻きのルートがなかなか見つけられず
苦戦しながらも多段の滝についた。ここを突破するのに右岸側を高巻こうとしたが、ちょっと無理だったみたい。
ルンゼを登っているナズナさんに落石があり、登るのは断念。(腕や肩に当たったそうだが、大丈夫だったのだろうか?)
滝の手前から左岸側の尾根に上がることにした。




 
登った谷の多段の滝
(この滝手前を左岸側に滝見尾根まで登りました。)

谷の新緑(何処を撮ったのでしょうか)

  尾根に上がるまでの斜面にシャクナゲが美しく咲いており、写真撮影が忙しい。
咲き始め〜満開の少し手前だと思うが、この頃のほうが清々しい感じがする。今年は多分当たり年です。イワカガミも少々。




 
このあたりシャクナゲ見頃です。(蕾もありますがこの位が好みです。)
この木は咲き始めです。

 11:30頃ようやく尾根に乗ると道がある。グーさん情報で上から下ったほうが楽?という「天井桟敷」を目指して登ってゆく。
しばらく行くと尾根にはアケボノツツジやミツバツツジがそこここに咲いていた。遅れているはずのツツジは、どうしたことか?
ちょうど見頃の時期だった。またまた写真撮影が忙しい。ツツジはなかなか思うように写らないだよなあ。




「天井桟敷」はどこだろうと言いながら時計を見るともうお昼だ。グーさんは水越で昼食の予定だったのになあとぼやきながら
ようやく風折滝を正面に望む絶好の展望台「天井桟敷」に到着した。
アケボノツツジを前景に風に振られる風折滝を眺めながらの昼食は贅沢の一言である。ああいい所だなあ。




 
風折滝とアケボノツツジ
アケボノツツジと新緑に光る尾根


 
名前どおり風で曲がる風折滝をアップで



 昼食を終えて登りだしP1083経由滝見尾根を野江股ノ頭方面へ。途中10人くらいの静かな団体とほか3〜4人とすれ違う。
ここでもアケボノツツジがほんわかと咲いていた。特に下の写真の木がいい感じでした。



 
春浅しを感じさせるパステルトーンのアケボノツツジ(今日は暑いですが・・)

 またこの尾根から桧塚方面が美しく望めました。桧塚の手前には、ヌタウ(ヌタハラ谷右岸尾根)が斜めに伸び上がって
ナイフリッジも見えてました。

 


滝見台から野江俣の頭への尾根の途中から見る桧塚(最奥)、とその手前左にヌタウ(ヌタハラ谷右岸尾根)

 登るのが億劫になってきた(疲れた?)グーさんは、P1210を巻いて風折滝方面にショートカットできないかなあと
思案するが、崖で無理。嫌々P1210 まで登りました。(もう2時です。)時間的に水越経由は無理と見て
P1210から西へ尾根を降りて飯場跡経由風折滝を目指すことにしました。ここからは地図読みで尾根途中
(標高1000mくらい)で尾根を無理やり右手に巻くいてゆく。
飯場跡からはこれまた強引に尾根に出て古い作業道を行く。この尾根も末端手前で右手に巻いてゆくと
テープが現れ谷に向かってゆくが谷に降りられない。かといって尾根伝いにも行けない。
行き詰って登り返すのか?と諦めかけていたが結局谷を下るルートで、何とか風折滝に着地した。(もう5時です。)
グーさん:ここは3時の予定だったのに〜。(亀軍団です。)



 
風でうっすらS字に曲がる風折滝

 それにしても立派な滝である。おあつらえ向きにそこそこの風があり、右左に滝が曲がる。場合によってはS字カーブだ。



 
右に曲がった風折滝を激写するグーさん

 風折滝から宮ノ谷までは一応道だが、注意するのは 1)岩が滑って水にドボン 2)同じく滑って岩に当たる
3)ヒルにチュウされる など。グーさんに靴に虫除けをスプレーしてもらっていざ出発。
ナズナさんは無事宮ノ谷まで行けるか心配されていましたが、岩を下るロープ場が3ヶ所くらいあり、なかなか厳しい。
グーさんは岩を降りるナズナさんをキャッチしてました。
私も後ろ向きに降りるとき足が滑って岩に当たり、左足を打撲と右手首を捻ってしまった。
 なんとか宮ノ谷の風折谷出合に到着したのは6時15分。もう薄暗くなっており秋だったら真っ暗な時間。
ヘッドランプをつけなくて済むよう休憩なしで黙々と宮ノ谷を下ってゆきました。
 
 今回はアケボノツツジ、シャクナゲ、風折滝、天井桟敷を堪能することができ、充実した山旅になりました。
ルートファインディングに時間がかかり、何より歩くのが遅いこともあって足を引っ張っていなかったかですが、
皆さんこれに懲りずにタイミングが合えばまた新しい旅に。

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