将棊頭山 
2730m 木曽駒ヶ岳 2956m 伊那前岳 2883m    
    2011年8月26日(金)〜29日(月)     HOME > 山の旅  > 木曽駒ヶ岳


 8/26  山崎22:15発〜大山崎IC〜
 
8/27 〜伊那IC〜2:40桂小場(仮眠)6:35(ちりめん坂)9:10大樽小屋9:30〜(休憩20)〜12:30西駒山荘(泊) 
 
8/28 6:50〜7:25濃ヶ池分岐〜8:25木曽駒ヶ岳8:45〜(中岳巻き道)9:10宝剣山荘9:25〜9:40伊那前岳〜9:55宝剣山荘10:35〜11:35濃ヶ池
    11:50〜12:30西駒山荘13:00〜14:30信大ルート分岐15:10(信大ルート)16:15林道終点〜桂小場〜17:00ながた荘(泊)

 8/29 伊那IC9:30〜13:30山崎

 メンバー:六右衛門と愉快な仲間たち計6名(関西組3名、関東組3名)
 
8/27
 恒例の年1回の会社仲間との宴会付登山(登山付宴会?)である。
7月の劔岳は新田次郎氏の『点の記』の舞台だったが、今回も同じく『聖職の碑』(せいしょくのいしぶみ)の舞台、
しかも遭難事故が起こったのは大正2年(98年前)のまさに今日8/27である。
 中央道の恵那山トンネル付近の豪雨の中、伊那ICから10kmあまりの桂小場に深夜集結して仮眠。関東組3名はテント泊だ。
このところ梅雨時のような気圧配置で、山の天候は降ったり止んだり、朝起きるとガスでいかにも降りそうな気配だった。




        
 信州大学農学部演習林 管理センター ここの少し奥が桂小場
登山口付近のヤマホトトギスの花

 今日は桂小場から西駒山荘まで約1500mの登りだが、マイナーなルートで荒れているのかと考えていたが、馬返しあたりまで名前に違わず
なだらかで歩きやすい道である。今も地元の中学校などで登山をしているようなので、よく整備されているのかも知れない。




        
ちりめん坂(ぶどうの泉、野田場の2ヶ所の水場がある)
ガスの中を進む

 天候はずっとガスの中で時々青空がのぞく程度だったが、大樽小屋まで約2時間30分、胸突き八丁を登って行者岩の分岐くらいから少し晴れてきた。




        
分水嶺付近から行者岩(茶臼山)を望む

 小屋に12:30に到着し昼食、天気が良ければ少し登ってみる予定だったがガスなので昼間から宴会、
持ち上がったスコッチウィスキー『AnCnoc』12 年の瓶の約2/3と、Y氏持参の焼酎もかなりなくなった。
3時頃から小雨が降りだした。
夕食は伝統のカレーを食べて小屋番にスライドを見せてもらう。
小屋は古くて大部屋のみだが、泊まり客は我々を入れて12名だったので余裕があった。
明日の天気予報も思わしくなく早出する人はいないとのこと。私は気づかなかったが、夜半大雨が降っていたらしい。

8/28 
  明けて8/28は伊那谷からガスは上がってくるが、青空が美しく広がった。
朝食前にどんどん晴れてきて槍・穂高連峰と乗鞍岳が見えてきた。そそくさと朝食を食べて出発!




        
朝の西駒山荘から槍・穂高を望む。
将棊頭山を越えて

  今日は将棋頭山を越えて濃ヶ池から宝剣山荘方面へ回る計画だったが、天気の良いうちに本峰へ行こうということで、稜線通しに馬の背を登ることにした。
伊那前岳・宝剣岳・中岳・木曽駒ヶ岳が揃い踏みで、右手には御岳の頂上部が見えている。昨日のガスや夜半の雨からは考えられない好天だ。




        
伊那前岳・宝剣岳・中岳・木曽駒ヶ岳が揃い踏み
木曽駒ヶ岳馬の背から三ノ沢岳(右)と主稜線

  快調に1時間30分くらいで本峰頂上に登りついた。この山頂に来るのは1975年木曽福島Bコース以来の36年ぶり!で、感無量である。
御岳は雲に隠れてしまい、しばし休憩してから頂上を辞して宝剣岳方面を向かう。六右衛門とS氏は中岳を巻き、他の4名は中岳経由と分かれた。
三ノ沢岳が端正に見えるが、遠いので登る気にならない不遇の山だ。
また巻き道に入ってすぐに登山道の近くにコマウスユキソウが残っていた。




        
コマウスユキソウ(Sさん撮影)
中岳巻き道で三ノ沢岳

 宝剣山荘のあたりで中岳経由の仲間をお茶しながら待つ。
すぐに合流して今度は六右衛門は、以前に登り残している伊那前岳へ、他の5名は宝剣岳へ向かった。

この頃からもうガスであたりが見えなくなったが、緩やかな道を伊那前岳へ向かう。
途中一瞬宝剣岳も晴れて天狗岩の後頭部?も覗いていた。伊那前岳は山頂は登山道を外れないと登れない。




        
気の早いウラシマツツジは紅葉に
伊那前岳方面からの宝剣岳、右奥に天狗岩の後頭部?が見える

 K君以外は宝剣岳の絶頂の岩に立ったとのこと。少し渋滞していたようで再び合流して宝剣山荘で昼食とした。
私は山菜そば+生ビール小である。
 帰りは駒飼ノ池へ下って濃ヶ池を目指す。ここの道はあまり踏まれていない感じで、天気の良い時に稜線を行ったのは大正解だった。




        
濃ヶ池に一瞬うっすら宝剣岳が写った!
休憩中にやってきた蝶

 水は豊富で濃ヶ池手前の川は休憩適地、すぐの濃ヶ池も静かなカール底で昼寝適地。ガスが出て山は見えなかったが、ぼんやり休憩していたら
条件が良い時に見られるは逆さ宝剣を、一瞬見ることができた。楽な巻き道で稜線に戻る。西駒山荘でデポしていた荷物を背負って、小屋の天命水を
ボトルに入れてさあ後は下るだけです。六合目付近の津島神社で立ち止まると看板に『ヒカ ゴケ』と書いてある。何だろうなと付近を探したら
岩の奥に『ヒカリゴケ』があった。



  ウィキによると「ヒカリゴケはヒカリゴケ科ヒカリゴケ属のコケで、1科1属1種の原始的かつ貴重なコケ植物である。原糸体(胞子から発芽した後の糸状の状 態)は、一般的な蘚類が持つ糸状細胞の他に、直径15μm程度の球状であるレンズ状細胞を多く持つ。ヒカリゴケは自力で発光しているのではなく、原糸体に レンズ状細胞が暗所に入ってくる僅かな光を反射することによる。またレンズ状細胞には葉緑体が多量にあるため反射光は金緑色(エメラルド色)になる。」そ うである。
 環境変化に弱いので絶滅が危惧されているようだ。
        
君は『ヒカリゴケ』を見たか!


  帰途は『信大ルート』をとるか迷ったが、K君は足元自重のため緩やかなちりめん坂を下るというので、後の5名は『信大ルート』へ。
距離が短いだけ急なのは予想していたが、木の根が滑るので踏ん張らねばならず足が疲れる。しかし信州大学農学部の演習林だけあって、
原生林は素晴らしい。最初の分岐を右、次の分岐も右(左は百曲りだが後で合流)にとって行くが、あまり歩かれていない道で疲れた。
途中望学台からは信州大学の農学部キャンパスが見えるのか・・・・




        
信大ルートの原生林を下る
信大ルート途中の望学台から伊那市方面を見る

息も絶え絶え小黒川に下り着くが、最後に砂防ダムを乗り越えるというとんでもない罠が待っていた。長野県は脱ダムじゃなかったのか?




        
ダムの堰堤まで激急な階段を登ったと思ったら今度は谷底まで下る
砂防のためだけにこんなモノ作っちゃって!

 林道にたどり着いたらK君が既に下山して車で迎えに来てくれていました。
信大ルートはとんでもなかったですね。距離が短いので早く降りられると思ったのですが かえって時間がかかりました。
木の根が滑りやすくて踏ん張ったため筋肉痛がひどくなったと思います。(体バラバラまでならなかったですが。)
 ⇒次年度は、ゆる〜いコース、ベストは下りロープウェイ?とし、食料を充実させる方針で行きたいと思います。

このあと帰ろうと思えば帰れるところを約20km走って、『ながた荘』へ泊り宴会。その途中で再び大雨。
温泉の質で選択してみましたが、食事・価格も私としては満足でした。


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