【大阪・奈良】金剛山(国見城址) 1080m 
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サイゴクサバノオ ツツジ尾谷で  


【 日 付 】 2015年4月18日(土)
【 山 域 】 大阪・奈良

【メンバー】六右衛門 単独
【 天 候 】 晴れ 
【ルート】 千早登山口10:55〜ツツジ尾谷〜13:10国見城址13:20〜タカハタ谷道〜14:45千早登山口

 先々週から整骨院で腰の治療をし、六右衛門さんあなたの背骨曲がってますと言われ、物理的な荒っぽい治療をすること3回。
少しましになったので、花粉症をおしてリハビリハイキングした。
下道を走って約2時間で登山口少し手前の¥500駐車場に停める。
マスクをしたまま千早登山口を出発して、突き当り(山の豆腐)を左折、林道を歩いてゆくと山桜やスミレや
ムラサキケマンなど春らしい花が咲いている。




      
ムラサキケマン

 500mくらいで橋に立派な車止めがあるが、橋を渡らず右折する。千早赤阪村の水道施設があり、 50mくらいで
小さい橋があるがガードレール↓に「ツツジ尾→の落書き」がある。ここがツツジ尾谷とタカハタ谷道の出発点です。




      
ガードレールに道案内 ここ右です。


 植林帯であるが流れは美しい。千早の人はこの水を飲んでいるが、何の処理も必要ないそのまま飲める水だ。




      



 暫く進むと2mくらいの小滝が現れ、さらに腰折滝が見えてくる。(私の腰も折れて?ます。)
右岸を高巻いてゆく。
腰折滝の上に丸木何本かの橋があり、ここで谷は2つに別れる。左がタカハタ谷、右がツツジ尾谷だ。
(道は、橋の手前左手がタカハタ谷、橋を渡って岩を直登がツツジ尾谷だ。)
ここには何の表示もないがあらかじめネットで調べてました。




      
腰折滝 (帰りに撮影)

  相変らず植林帯だが、暗い植林帯の中で明かりのように白い花は、ミヤマカタバミだ。
彼らはあまり群生はしないようで、点々と散らばっている。
その他よく見るといろいろの花があるが、名前がわからない。




      
ワサビの花?かな?




      
ミヤマカタバミ (多数)





      
シロバナネコメソウ? かなあ





      
サイゴクサバノオ(西国鯖の尾)


 特に「サイゴクサバノオ」は、今回見たかった花の一つで、草丈は15〜20cmくらいあるが花は小さく、かつ下を向いているので
下手なカメラも数撃ちゃ当たる方式で撮ったのがこれ。
六右衛門のカメラでは撮影は↑この程度しか無理だった。(とカメラのせいにする。)
撮影をしているとなかなか道が進まない。先行の単独男性がどんどん行ってしまった。

 谷は左にカーブし、堰堤を4つ越えるとやがて一の滝が現れる。水量が少ないのがちょっと残念。
左手(右岸)を豪快に高巻きする。




      
一の滝


 そのあと今度は二ノ滝だ。冬場な氷爆となるようだが、こちらも更に豪快に左手(右岸)を高巻く。




      
二の滝


 二ノ滝の上で沢に降りてしばらくのところで、コンビニの助六寿司を食べていたら、運動靴を含む若者の団体6〜7人が
降りてきた。(こういうコースは登ったほうが安全と思うが)
さらに上流に向かうと道標があって、沢直進は「旧道藪ひどい」、左手山腹を登る道は「山頂」とあり、左を取ると10分で
タカハタ道の尾根に合流し、そのまま登ると男性4名のチームとすれ違い、金剛山の国見城址の井戸の広場に到着した。
登りで会ったのはこの好天に1人+2チームのみ。しかし国見城址はお弁当組などで相当賑わっていた。




      
国見城址から黄砂に霞む富田林方面


登山回数はどうでもいいが、社務所?で金剛登山回数表にハンコをもらい(今日で5回め)、5回になると
赤バッジをくれる。転法輪寺か葛木神社に何度もお参りして欲しいという回数表、バッジ作戦だったと想像するが、
回数を競うようになってしまったのはいかがなものか。
ちなみに青バッジはネジ式だったが、赤バッジはパッチン方式になっている。




      
5回めの登拝で赤バッジ ゲット!(次は10回で銀バッジです。)


 帰りはタカハタ谷道にした。いったん同じ道を下って、左に先ほど登ってきたツツジ尾道を見送り、尾根を下ってゆく。
ここでも終始ミヤマカタバミが咲いている。尾根道の途中で右手タカハタ谷に降りてゆく。
降りたところが谷の源頭で良い水場になっていた。




      
タカハタ谷の水場


植林帯がほとんどだが、谷を下るにつれて自然林も出てきて、春の花のオンパレードだ。スミレ、ミヤマカタバミのほかに
ヒトリシズカやフデリンドウ、山吹など。




      
ヒトリシズカ





      
フデリンドウ





      
トウゴクサバノオ だと思います。





      
ようやく自然林が出てきて新緑が眩しい。

 明るい谷から逃げ場のない細いV字谷になり、最後ツツジ尾谷との分岐で合流して周回が完成した。

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