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  【若狭】小栗
723m 桜谷山 825m
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鹿がこちらを見てます(警戒してるようです。)  


【 日 付 】  2017年6月5日(月)
【 山 域 】  若狭
【メンバー】 六右衛門
【 天 候 】  晴れ 山上は晴れたり曇ったり
【 ルート 】  下根来八幡神社 8:50 → 10:00 556m標高点 → 10:40 小栗 10:55 → 11:35 桜谷山 12:10 → 12:22 木地山峠 → 13:20 上根来 → 14:20 下根来八幡神社

 まず小栗とは、高島トレイルの桜谷山(825m)の北方にある地形図に山名のない723m三角点峰である。
若狭町の下根来(しもねごり)の八幡神社にお参りし、駐車場をお借りしようとしたが社務所はなく無人のようだったので、鳥居横にある駐車場に止めさせてもらった。
通常小栗に登るには八幡神社の裏手の尾根を登るか、4kmほど上流の上根来(かみねごり)から登るが、あるネットのレポートを追っかけして、1本南の尾根を登ってみた。
地形図上標高点227,386,556のある尾根である。

八幡神社を出発し4,5分で、ここしかないというところから尾根に取り付く。




      
電信柱のところから登る。

 標高は90mしかなく尾根に乗るのにいきなりの急登でアキレス腱が切れそう?になるが、50mくらい登ると緩やかな尾根となる。
地形図には道は記載されていないが、よく見ると何となく踏み跡が有り、下草もないので登りやすい。
周囲は自然林で倒木もあるがそれほど邪魔にならず、また虫もそんなに多くなく、登るに連れてだんだん尾根がスッキリしてくる。
鹿が1頭走り去った。




      
自然林が美しい尾根

  標高460m付近に休憩に良さそうな広場があるが、そのまま進むと540m付近で尾根の向きが自然に東へと曲がり、ブナが増えてくる。
ガマズミか白い花があちらこちらに咲き、本当に雰囲気バツグンである。





      
ガマズミでしょうか。白い花が咲く。




      
ガマズミ?がアクセントに。




      
アンニョンハシムニカ?

  歩いていると何故かハングル文字の新しい紙切れを発見。
最近有名ドコロの山には韓国人がたくさん来てますが、とうとうここまで!しかもゴミを捨ててゆくとは。マナーを勉強してから来て欲しいですね。
(ハングルは読めないので、カメラで撮ると同時通訳してくれるGoogleのアプリを使ってみたが、反応せず。)ゴミは当然撤去!
⇒ i-phoneのアプリ「Papago」の翻訳では 当局は対米追従の弱塊から清算し、民衆の前に新しい姿を見せろ!だそうだ。こんなところで言われても?

 標高580mあたりにも広場があり、休憩適地だ。やがて八幡神社からの登路との合流点に出た。
ネットのレポによると、このあたり左手下に雰囲気の良い小池があるそうだが、稜線からは見えなかった。
で突然手書きの道標が現れ、これ以降古い赤テープが3,4個あった。ここまでの道では道標もテープも全く無い美しい道だったが・・・。




      
小栗までの道で唯一の道標


 
最後に少し急になった道を味わいながら登ると三角点「小栗」の山頂だった。
そこそこ高い木にぐるりを囲まれているため展望はないが、木洩れ陽の美しい広場で、ここにいると自然と自分が一体化して溶け込むような気がする
とても印象的な山頂だった。(この感覚を写真に収めようとしたが、六右衛門のカメラ(腕前?)では下の写真程度。)
 



      
広い小栗山頂 右手に三角点。 もちろん誰もいません。

  小栗からは、南への尾根を伝う。地形図ではここから破線路で記載されているが、今まで登ってきた道とそう変わらず、逆に尾根はやや広くなり、少しルートを見つける楽しみが。ブナ林と落ち葉の敷いた斜面の美しいアンジュレーションを描く地形がとてもいい雰囲気を出している。
桜谷山の山頂は小栗を見た後だけに何かとりとめなく雑然とした感じがするが、東南方面の展望はあって、今日は琵琶湖や伊吹山がくっきり見えていた。
風は意外に冷たかった。(今日はおにぎりと春雨わかめスープと食後のコーヒー)





      
アンジュレーションの美しい地形





      
桜谷山 山頂からの眺望。奥は伊吹山。


 
山頂で昼食をした後、左膝の調子が悪かったので木地山峠経由上根来に下ることにしたが、この選択はいまいちだった。
木地山峠までは距離は短いが急下降だし、そのあと上根来までは沢沿いの細い道で大雨が降ったら壊れそうな道だ。
「これが鯖街道?」と疑問に思ったが、六右衛門は勘違いをしており鯖街道は、隣の根来坂峠越えだった。

上根来からは車道歩きで木陰の多い涼しい道である。1時間くらいかかったが、登ってくるバイク1台と車1台のみで、乗せてくれる車はいませんでした。
今日出会った鹿は2頭です。(登山者は0人)いいルートだったので、ネットのレポに感謝。次回はレポにあった小栗から北の尾根も行ってみようかと思った。



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