京都八瀬 瑠璃光院 ルイ・イカール美術館 だいたい120m
    2012年11月18日(日)      HOME > 山の旅 番外編  > 瑠璃光院


  大山崎8:38〜9:03河原町・祇園四条9:10〜9:44八瀬比叡山口〜9:52瑠璃光院10:30〜ルイ・イカール美術館〜八瀬比叡山口10:56〜11:09出町柳
  11:14〜11:23祇園四条〜祇園あたりふらふら〜11:50大黒屋12:08〜河原町12:20〜12:41大山崎
  

 体調が整わないうちに紅葉が平地に降りてきた。昔は全く知られていなかった京都八瀬の瑠璃光院が紅葉で有名になり、春秋の特別公開を
やっているので、行ってみた。八瀬は京都市内から北東の方向、大原へ続く367号線沿いにあるが、車で通り過ぎることはあっても訪れるのは
小学校の頃八瀬遊園のプールで泳いだ時以来と思われるので、多分48年振りだ。当時高瀬川の水を引き込んでいたと思われるプールの水は
とても冷たかったが、今は遊園地もなくなった。

10時から公開の時間に合わせ10分前くらいに着くと、何と100人くらい並んでいる!
少々げんなりしながら待つ。




      
瑠璃の庭(窓に近づかないと人が写る。)


 今年の紅葉は色づきが良いようだが、ピークには少し早かったようである。部屋の中は満員で、引いて撮影したいが
そうすると人がいっぱい写ってしまう。前に出しゃばっていくしかない。




      
苔の緑との対比が素晴らしい。





      
苔の緑との対比が素晴らしい2


   



茶庵「喜鶴亭」より八瀬の山を見る。

   



茶庵「喜鶴亭」から書院を見上げる

 ピークは1週間後のようだ。寺を辞して八瀬の駅に戻ろうとしたら、ルイ・イカール美術館なる看板を発見した。
全くノーマークだったが瑠璃光院のチケットをよく見ると無料券がついている。ちょっと入って見ることにした。

   



ルイ・イカール美術館の佇まい
看板のアップ

   



ルイ・イカール美術館の花壇
ルイ・イカール美術館の入り口

 ルイ・イカール(1888〜1950)は、フランスの画家(特に銅版画家)で、女性しか描かないという人。
ここの美術館は瑠璃光院の公開時期(春秋)に合わせて開館し、油絵、エッチングなど彼の作品だけを展示するという。
昨年の11月にオープンしたそうだ。愛知県出身の大学1年生の男性が丁寧に説明してくれた。
作品だけでなく、美術館の中のスペース自体を楽しむ感じである。
特に2階は朝の部屋、昼の部屋、夜の部屋をイメージしているとのことだ。

   


ルイ・イカール 「ゆり」 1934

 今日は冬型の気圧配置なので、予想通り時雨がサーっとやって来た。
慌てて八瀬駅に戻る。

   



高瀬川の流れ

   



八瀬駅すぐにある橋から高瀬川上流を見る

 祇園に戻ってふらふらしたが、どこも満員。祇園石段下の「いづ重」で鯖寿しを食べようとしたが、満員。
先斗町の中華「一品香」は12時からだし、そうだ「大黒屋」でそば食べよう。ようやく昼にありつけた。
ここの蕎麦は知る限り京都で一番うまいと思う。


      HOME > 山の旅 番外編 > 瑠璃光院

inserted by FC2 system