【大峰】 釈迦ヶ岳 1800m  古田ノ森 1618m   
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古田ノ森付近から奥高野方面のパノラマ  


【 日 付 】 2014年10月25日(土)
【 山 域 】 大峰
【メンバー】六右衛門 単独
【 天 候 】 晴
【ルート】 道の駅大塔5:25→6:45旭峠登山口6:55〜8:05古田ノ森〜8:50釈 迦ヶ岳9:30〜10:10古田ノ森〜11:05登山口
      11:15→12:35湯泉地温泉「泉湯」13:45→すぐ→道の駅十津川


 十津川から新宮に抜ける国道168号線の道の駅「大塔」で仮眠してから、出発。
国道の道標に従い、旭川を遡って釈迦ヶ岳の登山口を目指す。旭ダムがあるので道はいいだろうと思っていたが終始立派な舗装道で、
ダムを過ぎても登山口までどんどん標高を稼ぐ、展望の良い自動車登山道だ。





      
林道から七面山の眺め。(帰りに撮影)




      
林道からの眺め。雲海が出てます。

 国道から約1時間で林道の終点(旭峠登山口)に着く。水洗トイレがあり、先客は2台、道標に従って右手の山道(階段)を登り出す。
すぐにはっきりした尾根になり、ゆるやかに登ってゆく。短いハシゴが2本あるがどうということもなく、非常によく踏まれた登りやすい道だ。
倒木が道を塞いだら倒木を撤去するのではなく、ご丁寧に巻き道がついている。




      
曇り空で紅葉の色が渋い。

 1465m標高点を越えると晴れるとともに展望が開けて、大日岳の尖峰や古田ノ森の向こうに黒木の釈迦ヶ岳が姿を現す。
もういくらもないなあと思ったが、さすがにそんなことはなく見えているのに近づかないといういつもながらのパターン。




      
古田ノ森手前あたりからの展望。奥高野方面は雲海です。




      
釈迦ヶ岳が近く見える。

 古田ノ森から緩やかに下り、少し急な坂を登って千丈平という小さな平地を過ぎると右手に隠し水がある。
おいしい水がよく出ていた。(奥駈道から下ってくると見落とす。)
すぐに奥駈道に合流してまもなく山頂。
先客1名で、しばらくすると吉野からやって来ましたというテント泊の猛者(六右衛門より年長?)が来られた。
今日は4日めで、本宮までのまだ半分だなあと軽くおっしゃってました。凄いわあ。




      
七面山の岩峰。 後方は金剛山と葛城山。





      
紅葉に染まる尾根をアップ。色は控えめです。




      
熊野灘方面。熊野三千六百峰だ。




      
七面山の奥に八経ヶ岳 左手奥に金剛山と葛城山




      
山頂から孔雀岳、その左に仏生嶽、左奥に八経ヶ岳。

 それにしても今日は本当に快晴無風で、熊野三千六百峰と言われる峰々が、見渡す限り広がっている。
大日如来(大日岳)を中心に幾多の仏が並び立つ様は、まさに密教の曼荼羅を思わせる。ちなみに釈迦ヶ岳を
北に少し下ると胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅を分けるとされる両部分けがある。大日岳のピークもあるが、釈迦ヶ岳=大日如来か。

 コーヒーを沸かしてパンで朝食とした。
予定では孔雀岳か仏生嶽を往復しようと考えていたが、稜線の紅葉が終わっていて登り返しもあるので軟弱にもとりやめて
下ることにした。(まだ9:30ですが・・・)




      
大日岳のとがったピークと蘇莫岳。コルは太古ノ辻。(帰りに撮影)

 下りになると続々と登山者が登ってきて、約30名くらい。また行者の装束で法螺貝を持った方がお一人にこやかに登って来られた。
登山口に戻ると駐車場(10台くらい)は満車で、路肩に車が並んでいた。

 次に向かったのが湯泉地温泉。湯の里旅館に聞いてみたが日帰り入浴はやっていないということで、共同湯の
「泉湯」を紹介してもらった。ここは単純硫黄泉、軽い硫黄の匂いがする透き通ったお湯が掛け流しで惜しげも無く流れている。
露天風呂の眼下には十津川が青白い水を見せている。

大阪から通っているというおじさんと喋りながら1時間近くの長風呂をしたが、それくらいここのお湯は素晴らしかった。
彼いわく、十津川温泉は泉質が異なり、湯泉地が良い。共同湯「滝の湯」もあるが、きれいな建物になってしまい
ここがお薦めとのこと。

 そのおじさんの薦めによって、道の駅「十津川」に立ち寄る。
2階の蕎麦屋「行仙」で、なめこおろし蕎麦とかやく御飯を食す。美味い!
おみやげには「なめこ」と「十津川ふるさとみそ(赤味噌)」を購入。また168号線沿いで柿を購入。大満足の1日だった。




      
湯泉地温泉の「泉湯」露天風呂。 「行仙」の なめこおろし蕎麦とかやく御飯

 今日も阪神タイガースが日本シリーズ第1戦でソフトバンクに先勝。いったいどうしてしまったのか?(CS以降6勝1分けを挟んで6連勝)!

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