【六甲】白石谷 〜 六甲最高峰 931m
   
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【 日 付 】  2016年11月29日(火)
【 山 域 】  六甲
【メンバー】 六右衛門
【 天 候 】  曇り のち 時雨
【 ルート 】  阪急・宝塚駅 10:20 (阪急バス) 11:00 有馬温泉 → (魚屋道)(炭屋道)→ 11:47 紅葉谷道 → 12:03 白石谷分岐 (15分ロス)→
       →百間滝の支流ぶらぶら(15分)→12:57 白竜滝 13:15 → 13:52 六甲最高峰 13:58 →14:15 石宝殿 → 14:40 宝殿橋
       14:52 (阪急バス) 15:15 阪急・芦屋川駅

 阪急宝塚駅から有馬温泉へ行くバスに乗ると、温泉へ行く観光客(年配の方がほとんど)で満席でした。
このコースが最も安いと思われるので選びましたが、バスは1時間に一本なのでよく調べる必要があります。
有馬温泉からはまず有馬稲荷を目指します。




      
有馬稲荷から有馬温泉の眺め

 15分ほどで有馬稲荷に着き、本殿右横の石段から登り始めしばらくすると魚屋道に出会います。
道は広くなってゆるやかに20分ほど行くと、炭屋道が分かれます。せっかく登った道を130mほど下るとようやく紅葉谷道に合流します。
(ここは初夏には変わり種の紫陽花:七段花(シチダンカ)が咲くところです。紅葉谷道は下流部が通行止めになっていて迂回路が炭屋道です。)
紅葉谷道の名前からの推測で紅葉を期待していましたが、時期が遅いのか元々なのか紅葉が殆どありません。
10分ほどで目的の白石谷の分岐に来ました。
 



      
白石谷分岐(熟達者向け・危険な岩場あり)


 熟達者向けとの表示があります。六右衛門が熟達者かどうかは甚だ疑問ですが、昭文社の山と高原地図で破線のコースなので一応道でしょう。
突っこみます!
まず堰堤を越えなければなりませんが、何を勘違いしたか左岸から越えると思い込んでいて、左岸の藪をかき分けながら15分くらい格闘しましたが越えられず。
元に戻ると何てこった、右岸に青い標識があり、普通に道がある。気を取り直して進みます。

 谷は土砂や倒木が有り荒れた感じですが、道ははっきりしていて沢登りというより沢沿いのコースです。
小さな渡渉が何回かあって、要所には丁寧にロープが付けられています。
白石滝に行く前に支流の百間滝の方へ少し寄り道してみました。小さなゴルジュがあってなかなかおもしろそうですが
百間滝は以前に紅葉谷道から下降して訪れているので適当なところで退散。
(また15分ほどロス)




      
白石滝


 白石滝の付近は夏にはイワタバコの群落があるらしいですが、今は紅葉も落ち葉になり寂しい感じです。




      
六甲のおいしい水?




      
白竜滝

 高巻きも有りやがて白竜の滝に着きます。二段になっていてなかなかよい滝です。ここで少し休憩し食事をしました。
今日は冬型の気圧配置で、空が暗くなり時雨がパラパラやってきました。




      
これが危険な岩場のようです。

 危険な岩場と思われるところを過ぎ、(ロープがあるので大丈夫です。)右俣に大きな堰堤のある二俣に出ます。
ここは堰堤を右手から高巻くのですが、登り口に
「←六甲最高峰」と書いた小さな黒い標識があります。
地図上「大安相滝」があるのですが、どこなのかよくわかりませんでした。
もう一度二俣になり、六甲最高峰へは中間の尾根を激登りします。一瞬湯槽谷山方面の展望が有りました。




      
湯槽谷山方面

 やがて激登りもおさまり、一軒茶屋への道と最高峰へ直登の道の分岐が出ます。
笹が現れてどこか大峰あたりの深山を歩いているような感じでした。




      
六甲最高峰への登りで。

 最後に少し灌木帯となって、六甲最高峰の標識の後ろに飛び出します。
たまたま若い三人組がいたので、変な方から人が出てきたと不審に思われたようです。
お互いに写真を撮り合いました。




      
最高峰手前の様子。





      
六甲山最高峰の標識のすぐ左、笹が少し凹んでいるところが到達点です。




      
六甲最高峰で。


 六甲最高峰にダイレクトに登るルートとして面白く、花の時期にまた来たいと思いました。(暑いかな?)
マーキングや標識、ロープがよく整備されていますが、下りには不向きと思います。
当初は裏六甲縦走路で有馬温泉に戻るつもりでしたが、膝の調子が良くなかったのと天候と時間の関係で、一番安易な石宝殿経由で
宝殿橋バス停へ下山することにしました。(下界は晴れてました。)




      



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