【飯豊】地神北峰(北ノ地神)1790m  頼母木山 1730m
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左が杁差岳(9/30)  


【 日 付 】  2017年9月29日(金)〜30日(土)
【 山 域 】  飯豊
【メンバー】 六右衛門
【 天 候 】  9/29 晴れのち曇り・強風 3時頃から暴風雨
       9/30 ガスのち晴れ・強風 3時頃から雨
【 ルート 】  9/29 天狗平(飯豊山荘)6:45 →(丸森尾根)→ 10:45 地神北峰 → 11:10 頼母木山  → 11:30 頼母木小屋(泊)
       9/30 頼母木小屋 9:00 → 9:20 頼母木山 9:30 → 10:00 地神北峰 →(丸森尾根)→ 13:18 天狗平

9/29:
 9/29〜10/1の3日間は天気予報が良くて、元々は北アルプス裏剣の紅葉を見に行く計画をしていたが、真砂沢ロッジの予約に出遅れ、
急遽宿願だった飯豊連峰の杁差岳に変更、大遠征することにした。この計画性の無さ、判断が後々響いてくる。
ちなみに昨年6月に仲間と杁差を計画した際には検査入院で断念、今年の6月は悪天候と背中痛で断念と今回は3度めの正直である。
また昨年仲間が登った時のコース(足の松尾根)は少し楽?だが、林道崩落で通行止めとのことだった。(10/9開通予定?)

 登山口の天狗平(飯豊山荘)から丸森尾根を登るが、天狗平は400mしかなく稜線までの標高差は1400m、飯豊の登りはどこも厳しい。
コースは岩混じり、松の根っこ混じりの急登で始まり、一部岩場や風化した花崗岩のザラ場もある。
標高点765m付近で少し緩むが、他は数メートルの下りが2ヶ所くらいあるのみの一気登りである。
標高900mくらいで木の間から目指す杁差岳の小屋が見えるが、とんでもなく遠い。

 予報どおりの晴天で朝日連峰や蔵王も見えていたが、森林帯を抜ける前から風が出てきて次第に曇ってきた。
稜線(地神北峰)に着くと凄い西風だ。稜線の紅葉は時期的にはぴったりと思われるが、色はややくすんで枯れた葉もある。
小屋に向けて歩き出すと門内小屋の管理人さんとすれ違った。
頼母木小屋の管理人さんは昼から上がってくるので、米を運んできたそうだ。
体重の軽い六右衛門は飛ばされそうになりながら11:30 小屋に到着した。
水は沢から引いてあり盛大に出ている。昼飯にたらこスパゲッティだ。
風がやんだら杁差岳に向かうつもりだったが、一向に止む気配がないので今日はここに泊まって明日杁差岳を往復することにした。




      
右地神北峰から見た杁差岳 左に鉾立峰 小さく頼母木小屋




      
西側斜面  頼母木川の上流 上の小俣沢源頭 こちらから吹き上げる風が凄い




      
頼母木小屋




      
小屋から見た頼母木山




      
小屋付近の紅葉と笹




      
小屋から見た地神山

 2時頃、管理人さんが上がってきてしばらくお話をしたが、3時頃から暗くなり暴風雨となった。




      
4時頃ですが真っ黒な雲が・・・

 2人ほど杁差方面へ通過して行かれたが、今日の宿泊は六右衛門のみ。
持ち上げた「大洋盛」特別純米酒を飲みながらi-podで音楽を聞いていたが、屋根を叩く雨と風の音が大きくて、耳栓をして寝た。
部屋の中は5℃くらいだったが人気がないので朝方は寒かった。

9/30:
 6時前に目覚めたが、雨は上がったものの濃いガスだ。
しばらく様子を見ていたが、9時になったので杁差岳を往復すると時間的な余裕が無いので、諦めて同ルートを下山することにした。
今日もまだ風がある。




      
ガスです

 
しかし下界は晴れているようで、歩き出したらガスが切れたり陽が差したりしてきた。
これなら少し早く出発したら杁差を往復できたかもしれない。非常に間が悪い感じだった。
食料はあるのでもう1泊することはできたが、来る道中で今日の宿(旅館)を予約してしまっているので下山するしかない。
結果的に是が非でも登頂するという気合に欠けていたのかも。

 この2日間全国的には晴れていたようで、この周辺だけ荒天だったようだ。
(天気予報では上空の寒気の影響と言い訳していたが・・)
立山室堂のライブカメラではすっきり立山が見えていたので、
当初の計画の裏剣を変えて、わざわざ天気の悪いところを選んでしまったようである。

 でも紅葉はやはり陽が差した時の方が美しい。赤テープ一つ無い美しい道を降りていった。
杁差がまた宿題になり、再訪する理由ができた。(6月に残雪+ハクサンイチゲを見たい。)
管理人さんもまた来てねとおっしゃってました。




      
この写真気に入ってます。小屋の横に管理人さん。




      
左奥 杁差岳 




























      





      
下山の途中で



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