【上越国境】谷川岳 (トマノ耳) 1963
m  (オキノ耳) 1977m
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谷川岳主稜線   


【 日 付 】  2018年3月3日(土)
【 山 域 】  上越国境 谷川岳
【メンバー】 六右衛門
【 天 候 】  快晴
【 ルート 】  3/2:上野 21:45 → 23:34 高崎(泊)
       3/3:高崎 7:12 → 8:17 水上 8:24 → (関越バス臨時)→ 8:42 ロープウェイ土合口 9:11 → (ロープウェイ)→ 9:20 天神平
          9:30 → 11:25 谷川岳(トマノ耳)11:30 → 11:45 オキノ耳 11:50 → 12:10 肩の小屋 12:30 → 14:00 天神平
          14:10 → (ロープウェイ)→ 14:20 ロープウェイ土合口 14:45 → 15:05 JR土合駅 15:34 → 15:46 水上
          15:53 → 16:56 高崎 16:59 → 18:55 東京 19:20 →(のぞみ255)→ 21:36 京都


  前夜東京で飲んでから(つきあってくれたUさんありがとう。)普通電車で、高崎まで移動して宿泊。
翌朝パンとコーヒーの後土合に向かうが、下り線の土合駅の階段登りを避けて、水上からロープウェイまで直行するバスに乗る。
既に電車から谷川岳の二つの耳が見えていて、風もなく絶好の天候だ。ロープウェイに乗ろうとしたら、何故か大行列である。

 ふと横を見るとポスターが貼ってあって、「Banked Slalom」とある。えーっと日付はMarch 3rd & 4th 2018 今日じゃないか!
どおりでスノーボードを持っている子供からお年寄り(失礼)まで一杯のはずだ。さすがにそこまでは調べていなかった。




      
これのおかげでロープウェイ渋滞


 約30分ほどロスしてようやく天神平に上がると、イベントが始まるところでDJのようなお喋りが流れている。
がよく見ると登山者も多い。登山者入口との表示があって、ゲレンデの右端のロープの外を登るようになっていた。
積雪は公式発表で310cmである。




      
天神平は大賑わい


 リフトもあるがさすがに登山者はここから登る。
トレースだらけで踏み固められているが凍っていないのでアイゼンもいらないくらいだが、はじめからアイゼンで登る。
ワカンを括りつけている人、スノーシューで登っている人、スキーで登っている人など様々で、ボードを抱えて登っている人も。
ピッケルを持っている人は多いが使っている人はほとんどいない。すぐに右手に白毛門や朝日岳が見えてくる。
途中小さいコブ(熊穴沢ノ頭?)を巻くところが凍っていると危なそうだが、今日は問題なかった。




      
白毛門、朝日岳方面

 
45分ほで熊穴沢避難小屋に着くが、この数十cmの棒が避難小屋の煙突だ。




      
熊穴沢避難小屋の煙突 今年は雪が多い


 
それにしても展望は素晴らしいの一言に尽きる。
谷川岳本峰から西に延びる稜線が登りに従って立ち上がり、オジカ沢ノ頭から爼ー方面に連なり、奥には浅間山や苗場山、
更に奥には北アルプスらしき峰も。
確かではないが白馬岳周辺のようだ。南側には上州武尊山や赤城、榛名など。




      
登ってきた方向を振り返ったところ




      
爼ー方面。左後ろに浅間山




      
オジカ沢ノ頭と後ろが苗場山

 避難小屋を過ぎると、山頂まで約500mの登りだ。真っ白な斜面はそれほど急ではないが、頑張って登るともう暑い。
ウィンドブレーカを脱いでこれじゃ夏山と変わらない。




      
雪の斜面を登る


 2時間弱で山頂トマの耳に到着した。
今日は本当にたくさんの登山者がいて考えることは同じだなあである。





      
トマノ耳から見たオキノ耳 雪庇がでてます。




      
トマノ耳から見る谷川岳の主稜線

 折角なので雪庇の発達した吊尾根をオキノ耳まで行ってみる。




      
オキノ耳から見たトマノ耳

 山頂から北側一ノ倉岳、茂倉岳に行く人はいないので、皆が止まって景色を眺めている。
止まるとさすがに涼しい。ここからは越後三山の駒ヶ岳や中ノ岳、巻機山が真っ白だ。

 引き返してトマノ耳に登り返すが、足がつって困った。右足の中指と左足の膝の上(大腿四頭筋?)がつって痛い。
肩の小屋に寄って昼食とした。ベンチがあり主稜線を飽くまで眺められる。




      
肩の小屋で少し休憩です





      
爼ーが素晴らしい





      
同じく少し引いて

 下りは急ぐこともないのでのんびりだ。
もういちどオジカ沢ノ頭や
爼ー方面を眺めながら下ってゆくと、下るにつれて谷川岳が双耳峰になって午後の光線で陰影ができている。
本当に今日は素晴らしい1日だった。




      
まさに双耳峰の谷川岳 午後のほうが影ができて立体的に

 最後に天神平に下る斜面では、スラロームコースを選手が滑り降りてきていた。




      
これがスノボのスラローム大会コース


 イベントはまだ続いていたので帰りのロープウェイはすぐに乗れて、降りたところで荷物整理。
今度はバスに乗らず土合駅まで20分ほど歩いて、1日に5本しかない列車で水上へ。
(バスに乗っても水上からは同じ列車だ。土合駅の上り線は駅の階段もないし。)
水上から約1時間の普通列車で高崎、さらに約2時間の普通列車で東京着。
さらにさらに東京からは新幹線でビールを飲みながら京都まで2時間20分。大遠征は終了した。




      
JR土合駅のようす 見えている山は白毛門方面

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