三俣蓮華岳 2840m 雲ノ平 約2560m
  
祖父岳 2823m ワリモ岳 2888m   鷲羽岳 2924m 鷲羽池 約2730m     
    2010年9月2日(木)〜5日(日)     HOME > 山の旅  > 鷲羽池     雲ノ平(往路)   雲ノ平(復路)


    
1日め:山崎23:30〜久御山淀IC〜2:00ひるがのSA(仮眠)4:10〜高山IC〜平湯温泉〜5:50
        新穂高温泉6:30〜7:55わさび平8:15〜13:25鏡平14:05〜16:37双六山荘(泊)
    2日め:6:47〜(巻道)〜8:40三俣蓮華岳9:00〜9:40三俣山荘11:05〜11:50黒部源流〜14:45雲ノ平山荘(泊)
    3日め:6:15〜7:45祖父岳8:00〜8:35岩苔乗越〜9:05ワリモ岳〜9:45鷲羽岳10:13〜10:23鷲羽池分岐〜10:40鷲羽池10:55〜11:20鷲羽池分岐
        11:25〜12:00三俣山荘12:40〜(巻道)〜15:37双六山荘(泊)
    4日め:5:00〜7:00鏡平7:50〜10:45わさび平11:00〜12:10新穂高温泉〜12:20駐車場〜新平湯温泉〜平湯温泉14:20〜19:35山崎

 新穂高温泉を朝出発した我々:大登山隊8名のうち2人(私とTさん)は先行し、翌日9時40分に三俣山荘に到着した。
昼飯には早いので小屋の2階で抹茶ケーキ、モンブランケーキ&コーヒーでくつろいでいたら、山荘のご主人?が、
昔うちの子どもが海パンとアヒルの浮き輪を持って鷲羽の池で泳いでたという話をしていた。
ふーん泳げる深さがあるんですね?と聞くと「真ん中は結構深い、表面は暖かいが、下は冷たいよ。」とのことだった。
  
 

 でそれから雲ノ平を経由し、更に翌日9時45分鷲羽岳の山頂に到着した。
頂上の東南端に行くと眼下の鷲羽池を前景として、槍ヶ岳が美しくそびえていた。天候は快晴、微風、20℃である。

  
 

 私とY君は、鷲羽池を見ているうちに小屋のご主人の話を思い出して、池に行ってみようかという話になり地図を見ると、
山頂から三俣山荘方面に標高でせいぜい50m位下ったところから等高線を無視するように約140m下って池に行く道がある。
水平に捲くんじゃないのかと文句を言いつつ分岐まで行ってみるとかなり下に見えるが、エイッと意を決して急下降した。
浮き石だらけのザレた道で滑り、バランスを取るため腕を回したら、五十肩に激痛が走りウーンと唸ったまま暫くうずくまって動けず。
それでもしぶとく下って約15分で池畔に到着した。
到着してからよくよく考えると空身で往復すれば良かったのに二人共荷物をしょったままだ。

 ここでY君はあろうことかいきなりスッパになって鷲羽池で泳いだ! 幸い山ガールはいなかったことは言うまでもない。
このところの晴天続きで水は少なめだったが綺麗でそれほど冷たくない。
(池の真ん中へ行くには浮き輪が必要だ。こんなところで溺れたりしたら笑いものだもんな。)
山の神様か龍神が池から出てきそうだったが意外や何事もなく、あなたの落としたのはこの金のピッケル?それとも・・・
なんてこともなく、3日間の汗を流し頭まで洗って、いたく気持よさそうに叫んでいた。
(写真は諸事情により省略させて頂きます。)良識ある小生はもちろん泳いだりはしない。
池の反対側に回って絵のように湖面に写るアーティスティックな鷲羽岳を写真に収めた。

  
 

 帰りは急登と暑さにへろへろになりながら稜線まで25分を要した。
私とY君は、次回より黄色いアヒルの浮き輪を装備に加えることと、海パンを持参することを固く誓ったのである。
浮き輪はかさばらないが、できればふくらませたままザックにくくりつけるとなおインパクトがありそうだ。
次なる目標はどの池にすべきか、まずは大きさから言って白馬大池か風吹大池だろう。
いずれも小屋が近いので顰蹙ものだ。大正池はほとんど川だし、明神池はご神体なので罰が当たりそうだ。
槍ヶ岳下の天狗原の天狗池は魅力的だが雪で冷たそうだ。
双六池→鷲羽池→水晶池→竜晶池(夢の平)という黄金ルートはどうだろう。こういうのを縦走て言うんですか?
あと本命ということで登りは辛いが(1)奥又白池、また衆人環視で勇気が必要だが室堂の(2)ミクリが池、
(3)八方池も捨てがたい。

  
 


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