【南ア】 笊ヶ岳 2629m (1350m付近途中撤退)   
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布引山を望む 


【 日 付 】 2014年9月14日(日)
【 山 域 】 南ア 
【メンバー】六右衛門 単独
【 天 候 】 晴れ
【ルート】 9/13:山崎18:20→0:30老平(仮泊)
      9/14:5:00〜5:30登山口〜5:40家〜5:55吊橋〜6:30広河原6:45〜7:30山の神〜8:00(1350m付近途中撤退)
          〜8:20山の神〜9:10広河原9:45〜10:25吊橋〜10:40家〜10:50登山口〜11:25老平11:30→12:20奈良田温泉
          13:00→21:50山崎

 
 今回は結論から言うとちょっと軽く考えていたのかもしれない。
笊ヶ岳は南アルプスの白嶺南稜にある2629m峰で、双耳峰の小笊を前景にした富士山と、南アルプス南部の主脈展望が素晴らしい山である。
椹島からのルート(なくなったのかな?)、転付峠からの縦走、保川からランカン尾根(廃道?)と今回登る雨畑から布引山を経由するルートがある。
ネットで検索してみると、幕営のほかに
日帰りのレポがいくつかあって、登り4時間?という化け物(失礼)や12時間というものもあったが、
平均すると7時間30分位と思える。老平の標高は480mしかなく、標高差は2150m、しかも布引山から150mの下りがあるので、累積の登りは
2300m、しかも黒木の展望のない無慈悲な?急登、それを日帰りしようというのである。


老平の看板 
ヤマケイ登山地図帳(1997)
 昭文社山と高原地図(2014) 六右衛門
老平→車道終点(登山口)
30分
2時間5分(林道が伸びて
いなかったのかも)
45分
30分
車道終点→広河原
1時間
1時間10分
1時間
広河原→山の神
1時間30分
1時間
1時間10分
45分
山の神→桧横手
4時間
1時間
3時間
(30分で撤収)
桧横手→布引山
2時間30分
2時間30分
2時間20分

布引山→笊ヶ岳
2時間
1時間10分
1時間25分

合計
11時間30分
7時間45分
9時間50分
(2時間45分)

 前日の18時20分に出発してその日のうちに老平について仮眠の計画だ。
新東名の新清水ICを降りて52号線から表示通りに進んで、老平に着くと10台余車が止まっていてほぼ満車状態、星がでていた。



4時30分に起床して東の空が少し明るくなった5時に出発した。すぐにゲートがあるがえいっと上げれば、通れそう。

すぐに砂利道になるが、同じ林道と言っても上高地と違い、木と崖があるだけで、見えるのは近くの斜面だけ。
      
老平 出発点(帰りに撮影)


次いで手掘りのトンネルが現れるが、最近コンクリートで固められたようで、興趣は大きく損なわれた。
      
有名な?手掘りのトンネルだが・・・(帰りに撮影)


30分歩くと、登山口の看板が現れる。山火事注意の左側にある小さな板に「笊ヶ岳⇔雨畑」とあり、左手にある細い道が登山道である。


      
登山口


10分でこんなところにという家が現れる。道は手前の石垣の前を左に進む。

道は奥沢谷の川床から数十m上を高巻く道だが、奥沢谷は急峻なV字谷なので、道はいかにも落石を起こしそうな枝沢のガラ場を横切ったり、桟道を渡ったりする。

また崖からシャワーが落ちていて、通過するのに濡れるところが3〜4ヶ所。手前に壊れかけたビニール傘が置いてあるところもあり、これを差して進めというのか?
      




1ヶ所変な揺れ方をすることで有名な?吊り橋がある。ゆっくり渡れば、別にどうということもない。
      
日が射してきた。

 約1時間で河原に降り立ったところが広河原、上流少しのところが渡渉点である。
ここで濡れずに渡れるところを偵察しようと、止せばいいのに水が被って流れている少し傾いた岩に乗ったところ
すってーんと滑って尻をしたたか打ってしまった。
ポケットにカメラを入れていたので、下流側の深いところにドボンしなかったのは幸いだった。
しかし腰も打ったのと、左手首を捻ったのも痛かった。しかも結局は浅いところを走って渡ったら、大して濡れもしなかった。
ここの岩は要するに「滑ります」
渡渉した後は、尾根に取り付いて急登が始まる。腰に激痛が走るが、簡単には諦めず登ること45分で小さな石の祠「山の神」に登り着く。



ここで抜きつ抜かれつの男性に追いつく。彼はテント装備だ。引き返そうかと思ったが、更に上を目指す。

こ こからも歴史を正視しない国には無慈悲な攻撃を加える北朝鮮のような?急登だ。(比喩が良くないか。)ジグザグは切られているのだが、切らないと登れない 角度である。(噂では広河原900mから布引山まで1600mの急登らしいです。)道自体はとてもよく整備されてます。

      
山の神。


 少しくらいの登りは問題ないが、急登で腰が伸びると激痛。しかも一瞬稜線が見えた時にガスがかかっているのが見え、
更にモチベーションが下がってしまっていた。山の神から30分登った推定1350m地点で、撤退することにした。
(高齢者には展望のない南アルプスの登りより、森林限界が低い北アルプスが向いてるのかな?)

 広河原に下りついて朝食及びコーヒー。珍しく自分撮りをしてみた。



      
さすがに気分がのらない。


写真を撮るようなシーンがないので、えい!ここは季節のキノコ特集だ。しかし六右衛門はキノコに対する造詣は深くない。






いかにもキノコという形
赤い奴
なんじゃこりゃ





黒い奴
黄色い奴
珊瑚みたいな





馬鹿でかい奴
これもでかい
身を寄せてます




      
梅の花? ブナシメジみたいな
白い奴

 慎重かつゆっくり歩いて老平まで。時間は十分にあるので車で奈良田温泉に行ってみた。
老平から早川に沿って遡り28kmと遠い。



登山者に人気があるのか、昼食時ということもあって混雑していた。
温泉はツルツルの湯で、しかも上がりサッパリと理想的であるが、いかんせん人数に対し浴槽が狭すぎてお湯が汚れていた。

早川の谷は本当に奥深く、湯船から南に別当代山2215mが高い。

帰りの車の運転は、腰の痛みで我慢の連続、三ヶ日JCTから音羽蒲郡ICの先まで渋滞、しかも薬漬けを止めたせいか体調もいまいちだったのか、疲れが酷い。六右衛門はもう登れません。
      
奈良田の里温泉 女帝の湯
 
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